ジャンル不定の日記です。

"/usr"って何の略?

Linux系OSのファイルシステムに、ルート直下に"/usr"があるが、
これいつも"ユーザー"と読んでたが、"/home"以下にユーザーディレクトリが作られるから、それと別に"ユーザー"はおかしいと思うんで、
"USe Rxxxx"の略だと思ってた。
読み方が"ユーザー"で良いのかわからないから調べて考えてみた。

で、
"USe Rxxxx" の略
"User Service Routine" の略
"User System Resource" の略
など複数の説があるようなんだが、

元々は"/home"が存在しなくて"/usr"以下にホームディレクトリやユーザーコマンドを置いてた・・・
って説がしっくりくる感じがする。
ルート直下に"/bin"とか"/lib"なんかも存在するわけだし、"Use"だとそれらが分けられてるのがおかしい。

で、他のルート直下のディレクトリを見ると、
"/bin" → BINary
"/lib" → LIBrary
など、この辺は間違いないと思うが、アクロニムっていうの?単語の省略系なんだよね。
"User Service Routine" の様な頭字語?複数単語を接続した略語じゃない。

その辺考えると、
"USeR" の略で "/usr" なのが正解じゃないかと思う。
"USEr" だと、"use"と混同しちゃうし、
"/tmp" → TeMPorary
↑も間違いないと思うが、頭3文字ではないし。

"/home" とか "/boot" とか4文字のディレクトリも存在するから、"user"の略なら略さず4文字で良くね?
って感じもするが、DOS時代に拡張子が3文字限定だったのと同じように、昔はルート直下のディレクトリは3文字に統一したかったんだと思う。


結論
頭字語ではなく単一語で、"USeR" の略だと思う。
つまり、発音は"ユーザー"で良い?

Arch Linuxのcron

Arch Linuxの新環境で、KDEのタスクスケジューラでcron設定して定期実行させたつもりだったが動いてないことに先日気づいて、
syslog入れてないからcronのログは多分ない状態で原因わかりにくいんだが、
PATHが通ってないのが原因だと思って環境変数設定してたんだが、やっぱダメぽい・・・

というわけで調べたんだが、
てっきりcronは最初から動いてるもんだと思ってたが、Arch Linuxでは初期状態では動いてないらしい。

で、cronにはいくつか種類があるらしいんだが、Archにはcronieってのが最初から入ってる。
このサービスが有効になってなくて定期実行ができてなかった。
systemctl enable cronie
したら動いた。

Javaアプリのフォントが汚くて・・・

Javaアプリの半角数字のフォントがものすごい汚くていろいろやってた。

で、IPAフォント消すと別のフォントになることがわかった。
前にもIPAフォントでIPAフォントの11pt以下の際半角数字が乱れたんで一般フォントには使用しないことにしてたが、
IcedTeaのフォント変更の仕方はわからなかった。

IPAフォントはブラウザに使いたいん消すのはためらったが、半角数字が0と6とか識別できないほど汚くて実害あるんで、
IPAフォント消してAURからTakao入れたら見れるようになった。ブラウザはTakao。
できれば公式リポジトリから入れたフォント使いたいが、とりあえずこの方法で行く。

KDEのアニメーション速度

KDE環境使ってて、
パネルを左サイドのみに置いて一番上がスタートメニュー、2番目がアイコンタスクだが、
スタートメニュー開いた時にアイコンタスクのランチャーにマウスオーバーでサムネイル表示された時とか、邪魔なもんが消えるの遅いと思ってたんで調整した。

システム設定 > デスクトップ効果 アニメーションの速度
を速くすればすぐにサムネイルが消えるようになるみたい。
最速は"即時"だが、"非常に速く"に設定しておいた。
"きわめて遅く"にすると、まじで遅いw


あと、アイコンタスクの方も調整しておいた。
元々、外観設定を、
スタイル > Use Indicators (Unityランチャみたいに開いてるウインドウは矢印つく)
Hightlight windows > チェック外す (これ有効だと、最小化してるウインドウがランチャにアイコン合わせただけで表に出てきてウザい)
を設定してたが、
Behaviour > Group click actions を、初期値の Present Windows Effect から Minimize/Restore に変更した。

"Group click actions"は、同じアプリのウインドウを2つ以上開いてる時に左クリックした時の動作設定だが、
初期値の"Present Windows Effect"だと対象アプリのウインドウが並べて表示されて選択になる。
これだと他のアプリが一旦非表示になって、選択肢ないとデスクトップに戻らないからキャンセルも困難で嫌。

今回採用した"Minimize/Restore"だと対象アプリのウインドウが全部、最大化/最小化が切り替えられる。
これだと、前面に持ってきたいウインドウが裏に隠れちゃうこともあると思うが、
ウインドウが1つしか開かれてない時は左クリックでこの動作だし、統一しておいた方が使いやすいと思う。
特定のウインドウを前面に持ってきたいならマウスオーバーのサムネイルクリックでできるし。

"Show Popup Menu"って選択肢もあるが、シンプルなリストを表示して、クリックで前面に持ってくる。
これは、マウスオーバーのサムネイルクリックがあるから要らないね。

openSUSE 13.1 試してみた

openSUSE 13.1 リリースされたんで試してみた。

KDE-Liveでインストールしたが、Live CDではネットワーク自動で使えるのにインストールしたら自動でつながらなかった。
YaSTコントロールセンターからネットワーク設定をNetworkManagerに変更すればつながったんだが、インストール時になにか間違えたのかと思って再インストールしちゃった。
NetworkManagerアプレットは最初から入ってたのに・・・


リポジトリは、Ubuntu、Archに比べてかなり弱い印象。
ゲーム機のエミュレーターなんかは全くなかった。

あと、以前のバージョンからだと思うが、パッケージマネージャとかいくつかのアプリがウインドウ最大化して終了しても次回起動時に最大化されない。
まあ、この辺はウインドウマネージャの設定とかでどうにかできるのかな・・・

リリース・サポートのサイクル的にもUbuntuの方が良いし、
Ubuntu、Archと比べちゃうとopenSUSEは選択肢にならないかな。

まあ、ギーコは可愛いから今のArch環境にインストールしたいw

Wake On Lan 設定

以前はWake On Lanでサブ機とAndroidタブレットからメインPC起動できるようにしてあったんだが、いつの頃からか起動しなくなってたんだが、
Arch Linuxに変えたからもう一回設定しなおし。

いつの頃からか起動しなくなってた原因は、マザーボード変えてからのようなんだが、
BIOS設定が"Boot from LAN"有効にすれば良いのかと思ったら、ACPI設定に"PCI Devices Power ON"的な項目があって、これ有効にしないとダメだったらしい。

root権限で、
ethtool enp4s0 | grep Wake-on
すると、
Supports Wake-on: pg
Wake-on: d
の様に表示される。
1行目がデバイスのWake On Lanサポートで、2行目はdなら無効。
enp4s0は自分の環境のネットワークインターフェイス。udevで名前が変わるんで、eth0ではない。

ethtool -s enp4s0 wol g
すると、
ethtool enp4s0 | grep Wake-on

Supports Wake-on: pg
Wake-on: g
の様にgに変化する。
これで有効で、電源落とすとWake On Lanできるのだが、これだと次回限り。

ネットワークはnetctlで有効にしててプロファイルは/etc/netctl/ethernet-dhcpなんで、
nano /etc/netctl/ethernet-dhcp
で編集して、
ExecUpPost='/usr/bin/ethtool -s enp4s0 wol g'
末尾に1行追加。
これでネットワークが有効になったらethtoolでWake On Lanが有効になるので、
再起動>シャットダウン
で以後永続的に有効になる。


以前Ubuntuの時もマザー変えてからできなくなってたが、BIOS設定を勘違いしててハマった。

KTorrent試してみた

ディストリビューションの新バージョンリリースとか無いと滅多に使わんけど、
BitTorrentアプリは以前はTransmissionしか使わなかったが、KDE環境なんでKDE標準と思われるKTorrentを入れてあったが、
使いたいときにすぐ使いたいから試し利用と設定しておいた。

Transmissionもそうだが、サーバーportはGUIで設定できるがUFWの開放ポートと合わせる必要があるので同じに。
UFWにKTorrentが登録されているが、tcp:6881とudp:4444になっている。
ルータの方はUPnPに対応したルーターならUPnPで自動開放できる。
UFWってUPnPに対応して自動で開けてくれる機能とか無いのかな?

UIはTransmissionはシンプルで非常に良いと思うが、
KTorrentは標準では表示項目が多くてわかりにくいけど、カスタマイズ項目は多いのでTransmission並にシンプルなUIにもできた。
カラムは右クリックから非表示にしたり、左ドラッグで並べ替えもできる。

フォルダは標準でユーザーホームにダウンロードされるが、
隠しフォルダの情報ファイルフォルダにダウンロードして、完了したらデスクトップに移動する感じにした。
削除したらゴミも残らず良い感じだった。

というわけで、カスタマイズしないと使いにくいかなと思うが、
その辺は他のKDEアプリにも見られるが、かなりカスタマイズ項目が多くて自分の好みのUIにできた。

システムディスクが/dev/sdbになってた

どうもDolphinでリムーバブルドライブをマウントする時、最初はマウントできるんだが、気づいたらマウント不可になるんで調べてたんだが、
システムの入った起動ドライブが/dev/sdbでリムーバブルが/dev/sdaになってた。

で、ケーブル確認してみたが、
メインドライブがSATA3のport5でリムーバブルがSATA2のport2になってた。
SSD導入した時にメインドライブをSATA3のportに移動したが、リムーバブルも移動しなきゃいけなかったんだな。

で、とりあえず今はDolphinでリムーバブルドライブをマウントできてるんだが、
元々起動後しばらくはマウントできてたから、治ったか怪しい・・・
fstabは/dev/sda1だけマウントしてて、なんで違ってたのに起動してたのか謎い・・・
起動後しばらくしてから入れ替わるんか?
全ポートSATA3じゃないマザーだと、後ろがSATA3なの困るな。

梅PゴシックC4がいい感じ

梅ゴシックはIPAフォントに比べて太すぎる感じがするんで、主にIPA Pゴシックを設定して、
IPA Pゴシックだと11pt未満にすると半角数字がおかしいんで一般フォントは11ptにしてたが、
幅の限られたところに半角表示するようなところで11ptだと幅がきついアプリがいくつかあった。

というわけで、また新環境のフォント設定いじってみたんだが、
梅ゴシックは標準は梅PゴシックO4のようで、末尾の4が太さだが、OよりもCの方が細い感じ。
UIゴシックはOゴシックをベースにし幅だけ減らしてるんだと思うが、CはUIよりも細い感じ。

というわけで、梅PゴシックC4を中心にフォント設定するとOとUIよりしっくりきた。
メニューとかツールバーもUIフォント使わずにC4。
IPAゴシックの方が読みやすいと思うが、フォントサイズをKDE標準と思われる9ptにしてもおかしくはならない。

ちょっと半角文字の幅が狭すぎな感じはするが、MSゴシック幅と同じはずなんで、これが標準なはず。
16pxのWEBブラウザはIPAゴシックがきれいなんで、大きいサイズで日本語表示するようなアプリはIPAフォントの方が良さそう。

FirefoxのUIフォントとか・・・

まず、公式リポジトリにあるIPAフォントだが、
細くてきれいなんでFirefoxのフォントにして、KDEの一般フォントにも使おうとしたが、
どうも11pt以上なら問題ないようなんだが、10pt以下だと半角数字の高さがバラバラになってしまうようで汚くなる。
ちなみに、KDEのフォント設定のサイズは単位がptのようだが、Firefoxのフォント設定はpxぽい。

で、KDEのフォントサイズは一般が9pt、ツールバーやメニュー等UIは9ptと8ptが初期設定されていると思うが、
UIにIPAゴシック使うと10pt以下だと表示がおかしいし、UIに11ptだと大きすぎると思うんで、
UIにはAURからインストールしてた梅ゴシック設定してた。
梅ゴシックはIPAゴシックより太くて丸い感じなんだが、ちょっと太すぎな気がするが10pt以下でも大きな乱れは生じない。

そこで気づいたんだが、
KDE設定でツールバーやメニュー等UIのフォントを変更してもFirefoxには適用されない。
FirefoxがGTKだからかと思ったが、GTKアプリのJDには適用されてる。(GTKにKDEのテーマ適用する必要があるかも)
どうも、Firefoxはクロスプラットフォームだから、一般フォントだけ読み込んで全部Firefoxが独自にUIフォント調節してるぽい。
KDEの一般フォントを変更すると全てのUIに適用される。(ドキュメントはFirefoxで設定するから適用されない)

Firefoxも他アプリと同じUIにしたいが、これいじるのはGUIでは設定できないようで、
プロファイル(~/.mozilla/firefox/xxxxx.default)内に、"chrome"フォルダを作成して中に"userChrome.css"を作成して、そこでCSS設定してカスタマイズする必要があるみたい。

カスタマイズしようにも、タグ名、id、class等わからないが、アドレスバーに、
chrome://browser/content/browser.xul
を入れて移動すると、UIだけのページが表示できる。
このページで開発ツールのインスペクタを使うことで解析できた。

"userChrome.css"は、その時のKDEのUIフォント設定に合わせて、こんな感じにした。
.toolbarbutton-text{
 font-size:9pt!important;
 font-family:梅UIゴシック!important;
}
menu,menuitem{
 font-size:10pt!important;
 font-family:梅UIゴシック!important;
}
".toolbarbutton-text"が、ツールバーのテキスト(ブックマークツールバー)
"menu,menuitem"は、普通に<menu><menuitem>タグに対応する。

で、メニューとツールバーのフォントを梅フォントにしてたわけだが、梅フォントやっぱ太い。
メニューとツールバーには半角数字が表示されることは少ないし、やっぱ10pt以下で"IPA Pゴシック"使うことにする。


それと、フォント周り試してて気づいたんだが、
AURからIPAフォントの派生フォントのTakaoとIPAモナーを入れてあって、その時FirefoxのフォントがTakaoだったんだが、
どこでも指定してないはずのIPAモナーが一部の<input>に使用されてることに気づいた。
AAでもないのにIPAモナー要らないので、IPAモナーフォントとTakaoは消した。
IPAフォントと派生フォントは一緒に入れないほうが良さげ。