ジャンル不定の日記です。

液晶の傷を歯磨き粉で消してみた!

先日の記事のコメントの方で書いたが、商品画面で気づかなかったんだが、
通算何度目かの購入となるPC-DT3172(日立のUSBハブ付き17インチ液晶)が届いたが、画面に傷が入ってた。


中央上部らへん。
色付き画面だと目立たない感じで商品ページでも気づかなかったんだが、白画面だとガッツリ入ってる。
なので故障中でコンデンサ調達中の液晶が直せたら今回の液晶はサブ機用に回そうかと思ったが、傷を修復できないかと思って調べた。

以前中古ノートPCの画面に傷が入ってた際にセリアの塗るだけ液晶保護剤で傷を埋めることで修復を試みて全然効果がなかったが、
液晶の傷修復には、前回のように固まる透明な液体を充填するか、削って目立たなくするという方法がある。

削って目立たなくする方法では、研磨剤で削るとかあって、実践してる動画がYoutubeにあったので見て確かに傷が消える模様なんだが、
コメント欄にコーティングが剥がれるとか、真似したがひどくなったとか批判的なコメントが多かったが、逆に成功のコメントもあって、表面がコーティングされた液晶だと逆効果でコーティングされてない液晶だと効果あり?
スマホの液晶なんかはコーティングされてるものもあるような気がするが、PC液晶でコーティングされてる?少なくともPC-DT3172はコーティングないような・・・
120サイズで送ってもらったんで送料が高いが500円の中古液晶だし冒険してみても・・・

そして、本物の研磨剤を使う以外に、歯磨き粉には研磨剤が微量入ってるから歯磨き粉で磨くことで治る場合もあるとか・・・


ちょうど貰い物の歯磨き粉があったんで、歯磨き粉で磨く作戦をやってみることにした。
この歯磨き粉は貰い物だから非売品だが、LIONのデンタークリアMAXってやつみたい。

で1時間くらい結構力入れて磨いたと思うんだが、
気持ち傷が目立たなくなった気もしないでもないが、少なくとも傷がなくなるような状態にはならなかった・・・
ちなみに、メガネ拭きみたいな上部でツルツルの布があればよかったんだが、なかったんでティッシュに歯磨き粉つけて磨いた。

歯磨き粉で磨く作戦にはあまり効果が感じられなかったんだが、磨いてる最中に家のどっかに本物の研磨剤があった気がしたんで探してみた。


20年くらい前に買って何に使ったのかも覚えてないんだが、アクリサンデー 研磨剤というアクリル等のプラスチックを研磨するやつがあった!
歯磨き粉に本当に研磨能力があるのか怪しいが、これなら確実に研磨できるでしょ!
というわけで今度はアクリサンデー で磨いてみた。

が、これも気持ち傷が目立たなくなった気もしないでもないが、少なくとも傷がなくなるような状態にはならなかった・・・
間違いなく研磨剤だから根気があれば修復できそうな気もしないではないが、もういっそのことヤスリで削っちゃう?
と考えたんで調べてみたが、1500番のヤスリで液晶を磨いた情報を見っけた。


致命傷になりそうな気もするが、セリアの紙やすりセットに1500番あったんでこれでやっちゃうことにした!

歯磨き粉とアクリサンデーでは効果があるのかよくわからんかったが、これはすごい。みるみるうちに傷が削れていく感触!

そして傷が見えなくなるくらいまで削ってアルコールで削りカスを取り除いたのだが・・・


シミみたいになった・・・
最初の傷より目立つかも・・・

で、これシミだと思ったんで、磨く際に力入れてたんで内部破損で液漏れした?
と思ったんだが、
アルコールで何度か拭いてて気づいたんだが、
アルコールで拭くと問題箇所が一旦きれいになって、アルコールが乾くとこの状態になる。
ってことは、これ内部破損でのシミではなく、表面のザラザラ部にアルコールが充填されることでツルツルになって、アルコールが揮発するとザラザラになるって状態の様な・・・

てことは、この状態からアクリサンデー 研磨剤で磨いて治らん?
と思ったんで磨いてみた。


シミみたいの完全に消えた!
コンパウンドの動画でコーティングが剥がれるとか元より悪くなるとかの批判コメも、目視ではわからないが表面ザラザラでシミみたいになったのを勘違いしてる気もする・・・

だが、ちょっと傷が残ってたんで、どうせなので再度紙やすりで磨いて完全にきれいにすることにした・・・

が、1回目の紙やすりの際は直後のアクリサンデーでシミが落ちたんだが、
2回目の紙やすりのあとは1時間はアクリサンデーで磨いた気がするんだがシミがなかなか消えない・・・

削りカスが表面の微小な溝にハマって研磨効果が落ちちゃってるのかな?
と思ったんでアルコールで拭いてみて気づいた。
紙やすりで荒削りした直後にアルコールで拭いた場合は、紙やすりで荒削りした部分がアルコールに濡れることで一旦きれいになるが乾くとシミみたいになる。
アクリサンデーでゴシゴシ磨きまくったあとの状態でアルコールで拭いた場合は、シミみたいな部分の外側がアルコールに濡れることで一旦きれいになるが乾くと変色してた。
つまり、
アクリサンデーで磨きまくると、元々の液晶表面よりもツルツルになることで、磨いてない部分とのザラザラ度の差で色むらが発生するということぽい。

というわけで、アクリサンデーで磨きすぎた部分をサイド紙やすりで荒くしてからアクリサンデーをやり直した。


だが、写真だとよくわからんが、シミみたいのがなかなかうまく消せなくて、
削りすぎたのを修復するのは難しいと判断して作業完了とした。
まあ最初の傷状態よりは全然目立たない。
色付き画面なら全然わからんレベル。

と思って、黒画面を表示してみて気づいたんだが、1ピクセル緑常時点灯みたいな箇所があることに気づいた。
こちらは白画面のときは全く気づかなかった。


今回わかったのは、

アクリサンデー研磨剤、かなり使える。
無くなったらもう1個買おうと思う。
ただ、一部をゴシゴシ磨くとツルツルになりすぎるようなので、
狭い範囲でゴシゴシするのではなく広い範囲を優しく拭く感じのほうがいいかも・・・

今回のはガッツリ傷が入ってたんで1500番の紙やすりで傷を消してアクリサンデーで仕上げたが、
浅い傷ならアクリサンデーだけで行ける可能性もあるのかも。

ムラなく液晶の傷を削って修復するのは簡単じゃない感じではあったが、
紙やすりとアクリサンデー作戦で傷自体は完全に消せそう。