ジャンル不定の日記です。

mSATA to ZIF変換ボードの解析?

mSATA to ZIF変換ボードを回路図にしながら見てるんだが、

JM20330の18,19,20番ピンがMODEで、全部入力ピン。
19はInternal weak pull-high
18,20はInternal weak pull-low
と記載されてるんだが、これはオープンだと010になるってことか?

変換ボードの配線見ると、19番は21番とつながってるように見え、
18番と20番はオープンに見える。
Amazonに売ってるやつの商品写真見ると18番はGNDに見える。
21番はATAIOENで、
0: Disable the ATA output pins.
1: Enable the ATA output pins.
19番と同じくInternal weak pull-highなんでデフォルト1?
そうすると、変換ボードは全部デフォルトと同じと思うんだが、
MODEは、
010: Device Mode 150MB/s. (default)
になってる。
だが、Block Diagramの図を見ると、
Host Bridge(MODE=1xx)の方がPCのIDEと接続されてて、
Device Bridge(MODE=0xx)の方がATAでHDDとつながってる。
mSATAのデバイスをIDEのPCにつなぐにはHost Bridgeにするのが正しいんじゃないの?

Featuresだと、
Host BridgeにはATA/ATAPI master/slave emulation.があるがDevice Bridgeにはない。
SATAにはmaster/slaveないからPC側がSATAならエミュレートする必要がないしね。
他に機能差ないからHost BridgeとDevice Bridge逆にしても動く感じか?

MODEは、
110: Host Mode 150MB/s.
にするのが正しいと思うんだが、
データシートでピン順が20,19,18になってるのでリトルエンディアンになるのか?

市販ボードで動くんならそれ使ったほうが楽だが、
なにか基板発注するときについでに作れるような回路持っとくと良いかなと思って回路図書いてる感じ。


[追記]
間違ってないかわからんが一応回路図書いたんでメモ。



四角いのは全部コネクタに直結で良いつもり。
右側のTXP,TXN,RXP,RXNはSATA用で4本しか無い。
コネクタのピンアサインだとA,Bで書かれてる場合が多いみたいだが、TX=AでRX=B。

三角にしたのが設定等の入出力で、ホストブリッジ前提でデバイスブリッジだと変わってくるピンが多いが、
UAO,UAIはUARTだが基本使うなとのこと。ピンだけ出しとけばいいか?
PHYRDYは接続できてる場合にhighが出力される。LED接続用?
SPはデータシートでDASPと似てたがPATAのコネクタにはない。IDE-HDDのジャンパと同じもんでスレーブにDASP非対応のデバイスが存在する場合にhighを入力すればいいんだと思う。
PMENはホストから送られてきたパワーマネジメントコマンドを有効にするか?
ATAIOENはATAのピンを有効にするか?無効にしたら何もできなくね?ボード側で切断したい場合に使うのか?
FXDMAはPATAの転送速度をMODEの設定値に固定ぽい。
MSSELはマスタースレーブの切り替え。
MODEは、0xxがデバイスブリッジモードで1xxがホストブリッジモード。
PC側がPATAでデバイス側がSATAの場合がホストブリッジと思う。
000: 100MB/s
001: 133MB/s
010: 150MB/s
100: 100MB/s
101: 133MB/s
110: 150MB/s
CLKSELはクロックの選択だが、外部接続の25MHzを使う以外に選択肢がないみたい。

17番ピンはPORでRC回路ってので電圧上昇を遅延させて起動を遅らせるためのものぽい。
容量の指定がないが、抵抗とコンデンサを掛け算して1m以上になればいい?10Kと1uで10mだよね?

電源は3.3vと1.8vが必要だが、PATA、SATA共に3.3vしかないんでレギュレータかなんかで1.8を作る必要があるぽい。

抵抗が12KΩとRC用で2個。変換ボードには抵抗いっぱいついてるがなんでだろ・・・
コンデンサが共通でも良いんかもしれんが電源ポートに0.1uFが7個とRC用に1個。レギュレータ用にも必要かな?
PHYRDYで光らせるならLEDが1個。
設定系は間違ってる気もするんでジャンパで切り替えられるようにしといたほうが良い気もしてる・・・


mSATAのコネクタは2段になってて上段側がコネクタの後ろにつながってる。
逆接防止の切り欠きがあって、ピン数が少ない側の上段が1番で下段が2番ぽい。
全部で52ピンあるがほとんどがminiPCIe用なんで未使用ピンが多い。
普通のSATAのデータコネクタは7ピンしかなく3つがGNDでデータ用は4本しか無いのでそれと3.3vとGNDだけつなげば機能する?
mSATAには SATAにないDA/DSS(49番)とPresence(51番)があるようだが、LED用のピンと思う。

ZIFのコネクタは変換ボードで上接点になっててわかりにくいが、ICの配列的に上接点のが簡単ぽい。
箱入りのデバイスにするなら基板の裏側にコネクタつけちゃうのが良さそうだが、ボードだと同じ面に部品載ってたほうが良いだろうし・・・