ジャンル不定の日記です。

Void Linux 試した

昨日の Alpine Linux はfcitxとかmozcがないのが残念だったが、他に良さげなディストリビュージョン無いか探してたが、Void Linux を発見した。
Alpine Linux  と同じmuslのディストリを探しててみっけたんだが、Void Linux はmuslとglibcの2通り用意されてるディスとリビュージョン。
だが、i686はなぜかglibcしか無い。
ローリングリリースなんでクライアント用途には良さげで、知らなかったけどわりと人気のディストリビュージョンみたい。

glibcならArchでいいんでは?とも思ったが、Archは公式では32bitサポートが終わってるのに対し、Void Linux はglibcだけとはいえ公式だし、ありかな。
そもそも古いネットブックに入れる際に問題になるのはRAMだけでストレージは大量にあるしglibcでいいのかも。
というわけでVirtualboxで試してみた。


isoはXfceのライブCDになってる。xfce以外の環境もある。
起動するとXfceのデスクトップになるが、インストールボタンとかはなくターミナルから、
$ su
# void-installer
でインストーラーだが、rootパスワードは"voidlinux"
あと、インストール中に放置すると画面ロックが入ってロック解除に通常ユーザー(Xfceを実行してるユーザ)のパスワードも同じく"voidlinux"。
インストーラーはCUIだがdialogの選択式UIがあるんで親切。

インストールでちょっとはまったのが、パーティション構成のところで最初に「Select label type」でgptとかdosとか選択するところで、ext4ならgptでgrub入ると思ったんでgptにしたらインストールの最終段階でgrubが入んなくてエラーになった。
で、dosでやり直そうとしたんだが、一度GPTラベルが設定されると消さないと「Select label type」が出なかった。
インストーラーを中断して、
# dd if=/dev/zero of=/dev/sda bs=512 count=1
でGPTラベルを消したら元通りになった。
パーティションはディスクを8GBにしたんで/が7GBのsda1で残りスワップにした。

インストールはパッケージ選択とかもなくそれで終わりなんだが、リブートしたら起動しなかった。
32bitだとVMのプロセッサ設定でPAEを有効にしないと起動しないみたい。
PAE有効にすると起動するんだが、初回起動でinitramfsのロードのところで止まった。
ググったりリカバリモードで起動したりしたんだが、結局何も変えてないのに2回目以降は普通に起動した感じで謎。

起動はしたわけなんだが、GUIに移行するところで真っ暗に・・・
ここでかなり時間費やしたんだが、最終的にVirtualboxのポインティングデバイスを「PS/2 マウス」に設定して、
標準でDMがLXDMになってるんだが、リカバリモードで起動後にLXDM使わずにstartxfce4したら起動した。


通常モードではなくリカバリモードからの起動だが、同じことだと思うが、
試行錯誤してる際に同じ様にリカバリモードからstartxfce4しても起動しなかったんだが、Virtualboxのポインティングデバイスを変更したあとは起動した。
LXDMだとPS/2 マウスでもダメ。
まあ、そこら辺の問題と思う。

インストール後の環境は日本語になってるが、フォントとかIMは追加で入れる必要がある感じ。
fcitxとかmozcはあった。

xfceのライブCDから入れたが、かなり余計なもん入ってるし、調整しないとGUIの起動もすんなりいかない。
それならxfceのインストーラじゃなくてミニマルのisoから入れちゃったほうが・・・
あと、パッケージマネージャが使いにくい。というか表示がよくわからん。

ということなら、公式から外れちゃってるとはいえArch32でいいんじゃね?
って思った。