ジャンル不定の日記です。

工人舎SCにArch Linux (Xfce)を入れた

中古で買った工人舎SCはlinuxBeanが入っててパスワードもわからないんでArch Linuxを入れることにした。
SSD化したら入れる予定だったから二度手間だが、インストール手順まとめとけば後で楽だし。

前にサブPC用にUSBメモリにインストールしたArch Linuxがあるんで、それ使ってインストールしようとした。

まずUSBブートだが、起動直後の工人舎ロゴでF2キーを押すとBIOS入れる。
BIOSにはほとんど設定できる項目ない。
SSD注文してて、最初からSSDに換装されてたら無駄になるが、HDDデバイスはPM-TOSHIBA MK6028GALだった。HDDだよね?
USBブートは、
[Hard Disk Drives] > [1st Drive]
のところで、USBメモリ装着中ならUSBデバイスが選択できるようになる。
で、
[1st Boot Device]
をUSBにしたらUSBブートできた。
だが、[2nd Drive]からHDDを外しといたほうが良いぽいかも。
作業中ちょいはまったが、熱の問題?USBメモリ付近が結構熱くなって起動できないことが多発した。
そんなとき、[2nd Drive]があるとHDDブートしちゃって、
無いとブートエラーになるが、エラーで止まったあとでUSBメモリ再装着するとブートできる感じだった。
ブート後のエラーは出なかった。

USBメモリにインストールしてたArch Linuxからインストールするつもりだったが、起動しなかった。
それもそのはず、前に使ってたUSBメモリは64bitのArchで、工人舎SCのAtomは64bit非対応。
というわけで、Arch Linux 32のisoを用意してそれで入れた。

インストール手順

# loadkeys jp106
# wifi-menu
# fdisk /dev/sda
# mkfs.ext4 /dev/sda1
# mkswap /dev/sda2
# mount /dev/sda1 /mnt
パーティションはsda1が50GBの/でsda2が2GBのスワップにした。ちょい余ってる。

# nano /etc/pacman.d/mirrorlist
32bitのミラーは少ないんだが、日本のミラーがあるがつながらなかったんでUSミラーを先頭にした。

# pacstrap /mnt base linux linux-firmware
# genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab
# arch-chroot /mnt
# pacman -S grub
# grub-install /dev/sda
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
# passwd
baseとgrub入れてrootパスワード設定して、ここで再起動しちゃって面倒なことになった。
ネットワーク関係入れてないし、nano無いし、viすら入ってなかった。
というわけで、再度isoから起動で、
# loadkeys jp106
# wifi-menu
# mount /dev/sda1 /mnt
# arch-chroot /mnt
ネットワーク設定に必要なもんがいろいろ欠けてて何度も再起動することになったが、ここまでは毎回一緒。
# pacman -S nano wpa_supplicant netctl dialog dhcpcd
結局足りないもんはこれ。
これでwifi-menu使えるから、再起動前にやってれば一発。

# nano /etc/locale.gen
# locale-gen
# localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
# localectl set-keymap jp106
ロケールとキーマップ設定。
して再起動したんだが、これやっちゃうと日本語フォント入ってないから文字化けでわけわからんw
# export LANG=C
で一時的に戻した。

ついにXfceを入れることになったんだが、DNSが使えてなかった。
# systemctl start systemd-resolved
で名前解決できるようになった。
# pacman -S xorg-server xf86-video-intel
Xとグラフィックドライバ。
# pacman -S lightdm lightdm-gtk-greeter xfce4
lightdmとxfce4。xfce4グループは全部入れた。
# pacman -S network-manager-applet xfce4-notifyd gnome-keyring
wifi設定の永続化はGUIのが良いと思うんでnetwork-manager-appletと必要物を入れた。

# useradd -m user
# passwd user
一般ユーザ作ってなかったから作った。

# systemctl start lightdm


起動した!
大きさ比較用にechoとライター置いてみた。
あと日本語フォント入ってないから文字化けw

工人舎SC届いた

ヤフオクで買った工人舎SC届いた。

外見見てパット見目立つ傷もないと思ったんだが、
右側面のExpressCardスロットがむき出しで、これむき出しなもんか?
あと、縦向きのUSBコネクタには上半分だけカバーがついてるけどした半分が隠れてない。
おかしい思って箱の写真見るとやっぱ本来カバーついてるものぽい。
USBのカバーは下半分がゴムになってて欠けてるのかな?
SDスロットにもカバーがあったようだが、SDはカバーなしでも良いかな。
そこら辺残念だったが、まあ1500円だし・・・
半分欠けてるUSBカバー外しちゃったほうが良いね。って気づいたんで外した。
右側面はUSBとVGAがむき出しだが、これは元々カバー無し?違和感はない。
後ろのLANコネクタはカバーついてた。

Ubuntuが入ってるとのことだったんで、とりあえずlsusbしてどんなデバイスがついてるのか確認・・・
しようとしたら、lsと入力したはずなのに sl に。
もう一回入力しようとしたら、lキー が効かない!
全キーチェックしたんだが、lの隣の;とか]なんかも効きが悪い。
さらに、lが効いたと思ったら暴走状態で触ってないのに連続入力されたり・・・
使い物にならない品掴んだかと思ったが、とりあえずキートップ外してみることにした。

最初パンタグラフが前後の組み合わせでついてると思ったんだが前後方向に引っ張っても外れそうな感触じゃない。
危ないからググって工人舎SAのキートップ外してる情報を見っけたら、パンタクラフは前後方向じゃなくて左右についてて、左側を持ち上げれば外れるとか。
でやってみたんだが、それでも簡単に外れる感じがしない。
引っ張りながら精密ドライバー突っ込んでみたが、パンタグラフは確かに左右についてるぽかった。
キーボードの左側の隙間から覗き込んでみると、左を持ち上げるのではなく右を持ち上げる構造な感じがした。
というわけで右から持ち上げてみたら外れて、正解だった。
CapsLockも反応がおかしかったので左端のCapsLockを外してみたんだが、外しても治らず。

そしておかしかったキーの1つの]も外してみたんだが、パンタグラフも一緒に取れたw

Enterの上にあるのがパンタグラフで、その下がラバードーム、左がひっくり返したキー。
ひっくり返してるから反転してるが、パンタグラフの小さい側が垂直に外れる構造なんで、右側を持ち上げるであってると思う。
パンタグラフは白いほうが逆コの字で内側に黒いの。
黒いのを先に引っ掛けて、右にずらしてから押し込むと装着できた。
ラバードームを真ん中乗っけて、キートップはセンターに合わせて押し込んだら元通りになった。

でキーの反応治った!
]しか外さなかったんだが、何故かlと;も治った。
途中、ピンセットでもってパンタグラフ装着しようとしたらどっか飛んでって焦ったけど見つかった。
ちっちゃいから見つけるの大変w

ターミナルで全キーチェックしたときはわかんなかったが、エディタで確認したらTABキーも暴走した。
というわけで、タブキーもラバードーム外して再装着したら治った。

CapsLockは最初おかしいと思ったんだが、どうもShift+CapsLockがCapsLockに設定されてるようだった。
Shift+CapsLockで反応した。