ジャンル不定の日記です。

スペースX社ってすごいな・・・

先月アメリカのスペースX社ファルコン9ロケットが、再利用に向けての海上への着水実験に成功して、
今まで大したことじゃないと思ってスルーしてたんだが、このロケットすごいな。

再利用できるロケットはスペースシャトルがまっさきに思い浮かぶが、
スペースシャトルは本体であるオービターに、大気圏への突入能力と飛行機のような着陸能力があるが、ブースト用のロケットは使い捨て。
ファルコン9はオービターは存在しない単なるロケットだが、ロケットそのものに着陸能力があって再利用できる。2段式だが2段とも着陸できる。
先月の実験は着水だが、最終的には着水ではなく着陸する。
飛行機みたいに水平に滑走路に降りるのではなく垂直に降りて4本足で立つ。

打ち上げ能力は日本のH2Aと同程度で、スペースシャトルの半分以下だが、
完全再利用ができるようになったら、燃料だけを消費して部品は失わないので、その日のうちに再利用も可能。
打ち上げコストは1回20万ドルを目指してるとか。
H2Aの打ち上げ費用と4ケタ違いますやん。勝負にならん・・・

1段目を3機合体させるファルコンヘビーなるものも開発されていて、
そちらの打ち上げ能力はスペースシャトルの倍くらい?
月まで行けちゃいますやん。
月まで行くのに1回1億円とかか?
ホントなら宇宙開発大革命起きるだろ。


あと、スペースX社はファルコンロケットで打ち上げるドラゴン宇宙船も作っており、既にISS(国際宇宙ステーション)へのドッキング実績もある。
輸送能力は日本のHTV(こうのとり)の半分程度だが、地球への帰還ができる。
現在は生きた人間の輸送は行っていないが、地球への帰還ができるから当然有人視野の宇宙船。最大7人乗れるらしい。再利用もできる。
日本もHTVの拡張でHTV-Rという地球への回収能力を持たせたものを開発中だが、これは部分的な回収でHTV本体は喪失する。

スペースX社は一貫して完全再利用可能なロケットと宇宙船を作ってるみたいだね。
スペースシャトルがソユーズにコスト負けして失敗作に終わったが、
ファルコンとドラゴン見てると完全再利用も現実的な気がしてきた・・・

「ゼロイン」「リバース」辺りも読みたいかな・・・

手元にある自炊電子書籍確認してたんだが、
「ゼロイン」「リバース」辺りが続刊の未読分が読みたいかな・・・



まあ、両方共今は割引なしで400円台なんで買わない。
安売りしたら考える。

とりあえず手持ち分をCalibreとkindlegenで.mobi化してkindleパーソナルドキュメントにしといた。

あと読んだこと無いけど、
ゼロインと同じ、いのうえ空著で「マイぼーる!」っての気になった。



いのうえ空氏の絵はうまいとも思わないけど、ムチムチ感が良いね。