ジャンル不定の日記です。

仮想通貨のマイニングをやってみた

今更ながら、仮想通貨のマイニングをやってみた。
仮想通貨だとビットコインが一番有名だが、Bitcoinのマイニングは専用機械でやってる参加者が多く普通のPCでは厳しいらしいし、
1コインの価値が高いことを考えると1未満の小さい数字しか得られないのは間違いないから価値の安い通貨でやることにした。
BitZenyというのが普通のCPUで不利になりにくいらしく価値も安く日本語情報も多かったのでそれにした。

仮想通貨のマイニング方法は、
  1. 1人でやる。(ソロマイニング)
  2. 大勢でやって分割する。(プールマイニング)
  3. 設備投資して配当を得る。(クラウドマイニング)
の3種類あるらしい。
今回はマイニングを実際に経験してみたいので3のクラウドマイニングは除外で、
ソロマイニングではなかなか成果が出せないとのことでプールマイニングをすることにした。

BitZenyに対応したプールを探したが、
管理人ブログで日本語情報が得られそうだったのでうさぎコイン発掘所ってところにした。

プールのアカウント作成には、
  • アカウント名
  • ログインパスワード
  • メールアドレス
  • PIN
の4つが必要。
PINはまだ使ってないが4桁の数字で後で必要になるらしい。
通貨を預けることになるのでログインパスワードは普通に高強度のものにした。

さらに、ワーカーを作成する。
  • ワーカー名
  • パスワード
を設定。
ワーカー名は自分の所有機器のうち1つを識別するような名前なのでpcとか簡単な名前でいいと思う。スペースは入れれなかった。
パスワードも覚えられるような簡単なものにした。

マイニングするためのアプリを用意するが、
BitZenyのマイニングはyescryptというアルゴリズムらしく、
AURにyescryptに対応したcpuminer-multiというパッケージがあったので試してみたが、cpuminer-multiでyescryptを指定すると、
accepted: 0/3 (0.00%), 0.75 kH/s booooo
てな感じで出て承認されない。

どうもBitZenyのアルゴリズムはyescryptを名乗るが独自のものらしく、専用アプリでないとマイニングできないぽい。
BitZeny公式サイト?のリンク先に.gitがあるんでそっちを使うことにした。
Linux用のバイナリも用意されているが、32bit版?動かなかったのでREADME読んでmakeした。
$ git clone https://github.com/bitzeny/cpuminer.git
$ cd cpuminer
$ ./autogen.sh
$ ./configure CFLAGS="-O3 -march=native -funroll-loops -fomit-frame-pointer"
$ make
CPUに最適化される?出来上がったバイナリを別CPUで使ったら動かなかった。
CPU毎にビルドする必要があるぽい。

お試しなんでinstallはしないでその場でminerdを使うことにした。
$ ./minerd -a yescrypt -o stratum+tcp://bitzeny.bunnymining.work:19332 -u user.worker -p password
赤文字のところはプールに登録した自分のアカウント名とワーカー名とワーカーパスワード。
-oオプションはプールのURLだが、管理人ブログに記載のものが間違ってて繋がらなかった。
プールの公式サイトに正しいアドレスが記載されてた。
しばらく実行してると、
accepted: 1/1 (100.00%), 0.70 khash/s (yay!!!)
の様な感じで出力されると成功して、プールのサイトのダッシュボードにある残高(Balance)のところが増えていく。
cpuminer-multiだとboooooしか出なかったが、公式のminerdだと全部(yay!!!)な感じだった。

換金してから記事にまとめようかと思ったが、1日動かして 2 ZNY とかしか貯まらなかった。
ZNY/JPY が2円くらいみたいだから2ZNYで4円くらい。

まとまった額貯めるのは時間かかりそうだし、
CPUファンが本気出してる状態で15℃くらい温度が上がっちゃうのでPCの寿命縮みそうなのでヤメたw

他の通貨のマイニングもだいたい同じ感じぽく、他の通貨ならcpuminer-multiでマイニングできそう。
やり方はだいたいわかったので、今後は美味しい通貨でもあればまたやってみたい。