ジャンル不定の日記です。

ダイオードの降下電圧を測ってみた

先日eBayで買ったダイオード(1N4007)が届いたが、
V-USBやUSBtinyを参考にAVRマイコンでUSB通信をするための電圧降下のためにこのダイオードを使おうと思うので、降下電圧を測ってみた。

ダイオード1本と300Ω抵抗を繋いで5V給電。
給電確認用にLEDつけたほうがいいと思ったので、ついでに緑LEDを繋いだ。

実際に測ってみたが、想定通りの値で、ダイオード両端で0.69Vから0.70V程度の電位差が生じていた。
ついでにLEDの両端も測ったが、1.99Vから2.00V程度だった。
電流は測っていないが、5V電源でダイオードとLEDで2.7V降下だとすると抵抗両端が2.3V。
5/2.3=0.00766
7.7mA程度の電流が流れていた模様。

さらにダイオードを2個にしてみたが、2つのダイオード両端で1.36V程度の電位差だった。
1個の時の2倍よりちょっと低くなっているので個体差かとも思ったが、1個づつにテスター当ててみたら両方共0.68Vだった。
電流が減ると降下電圧が減るからなのかな?

データシート確認したが、降下電圧が0.6Vの時は完全にグラフでは0Aになっていて、0.05A程度で0.7V付近に見える。
1Aでは0.9V程度で、10Aまで行くと1.8Vを超えるとこまでいってる。
しかし、このダイオードは定格1Aなので、0.6Vから0.9Vの範囲で考えておけばいいのかな?



目的のV-USBの回路はこうなってる。
今回の1N4007の降下電圧は一般的な値だと思うが、5Vが3.6V辺りに低下する感じかな?


USBtinyの回路は電圧降下用にはダイオードを使わずマイコン自体は5Vで、信号部分だけツェナーダイオードで3.6Vにしてる。
抵抗値はV-USBと同じなので、V-USBも2連ダイオードで3.6Vが想定電圧かな?

68Ωの抵抗は理解できてないのだが、USBの信号は3.3Vなので、AVRの内部抵抗と合わせて3.3Vに落とす用?
コネクタ側には抵抗はついてないし、やっぱ抵抗なしでも平気じゃね?って思うが・・・