ジャンル不定の日記です。

VirtualboxでWindows 98SE動かしてみた

Virtualboxいじったついでに、Windows 98SE動かしてみた。

仮想環境でWindowsが動かせ始めた時代はWindows XPよりも98の方が難易度低かったが、
ハードウェア仮想化支援ができるようになってから98動かすのはかなり難しくなった記憶がある。

98の時代は今ほどハードが標準化されてなくてインストールCDにドライバが含まれてなく、ドライバ探すのが大変だったので、
QEMUで動かしてた頃にネットワークドライバのRealtek RTL8029とビデオカードドライバのCirrus Logic CL5446確保してあったんだが、
今のVirtualboxさんは仮想マシン作成時にWindows 98にすれば初期状態で98インストールディスクに含まれるPCnet-PCI IIをネットワークに設定してくれるみたい。

インストールはCDなんだが、98のインストーラはFDブート(CDブートのものもあるらしいが)なんで、FDドライブがないとその時点で厳しい。
自分の場合は、前にかなり苦労したんでFDはイメージ化して保存してある。
CDの方も損傷が危険域だと思ったんでイメージ保存してある。
捨てる気ない古いCDとかがあるならイメージ吸い出して保存しておいたほうがいいよ。

インストールはエラー無しですぐに終わるんだが、起動の際にメモリ関連のエラーでフリーズする。
起動時にF8でセーフモードに入り、
エクスプローラから登録された拡張子のファイルを表示するようにして、C:\Config.sysをメモ帳で開き、
device=C:\WINDOWS\EMM386.EXE RAM
となっている箇所を
device=C:\WINDOWS\EMM386.EXE NOEMS
とすると通常モードで再起動できるようになる。

ネットワークはPCnet-PCI IIならインストール後に利用可能になる。
インターネット接続の設定はする必要があるが、LANで接続にすればOK。

ディスプレイドライバの方は標準ディスプレイになってしまい、VGA(640x480,16色)しか設定できない、
QEMUで98動かしてた頃に確保してて手元にあったCirrus Logic CL5446のドライバも互換性無いようで、互換性のあるドライバが何かわからない。
VBEMP 9x ProjectというWindows 9x用のVESAドライバを作ってる人がいるようなんで、そこのドライバ使わせてもらった。
XGA(1024x768,32bitカラー)も利用できるのだが、Virtualboxのディスプレイ設定によっては変更後にエラーになり再起動させられるので、
2Dアクセラレーションや3Dアクセラレーションを切ったりビデオメモリを少なくしたりしながら調整した。
最終的に、何故か2D、3Dアクセラレーション有効でビデオメモリ128MBの設定でXGA32bitカラーができた。
メインメモリは1024MBでHDD20GBの豪勢なWindows 98にw

そんな感じでOSとしては動いたんだが、インターネットブラウザが初期状態でIE5。
MSNの検索結果ページなら閲覧可能だが大半のサイトが操作困難なレベルでひどい状況。
MicrosoftのIEダウンロードページ行くとIE8がダウンロードできるが、IE8はインストール不可。
IE7のインストーラ探せばインストールできるかもしれない。
Firefoxはダウンロードページの閲覧すら困難だったが、メモ帳でダウンロードURL確認してなんとかダウンロードしたがインストール不可だった。
Windows Updateも利用不可。

何かインストールするのにzipやlhaの解凍がが必要でアーカイバのインストールが必要だが、
IE5ではVector等のページも閲覧困難でそれらのインストールも難しい。
なんとかLhazダウンロードしたが、Lhaz自体が圧縮ファイルで配布されてて解凍不可wアーカイバを圧縮ファイルで配信するなよw
exeで配信されてて作者ページもIE5で閲覧できるんで、Lhasa落とすのが良さげ。


まあ、IE5をどうにかしないと使い物にならんわw