ジャンル不定の日記です。

新環境のファイル共有構築しようと思ったが・・・

新環境のファイル共有構築しようと思ったが、やっぱSambaは難しすぎて無理だわ。

諦めて別のプロトコルで代用できないか考えてみたが、
以前ローカルファイル鯖として利用してたNFSだと、Linuxでもユーザー権限でマウントするようなツールがないと思うし、少なくともDolphinにはGUIからユーザー権限でマウントする機能はなさそう。
WindowsやAndroidでのマウントを考えたらもっと難しいと思う。

FTPならNFS以上に簡単だし、どのOSでもGUIのマウントツールはがあるし、Dolphinのネットワークでもマウントできる。
が、FTPって基本ユーザーのホームディレクトリ全体を共有することになっちゃうよね・・・
というわけで考えてたんだが、
vsftpdの設定で、local_rootを設定すればFTPユーザーのルートディレクトリを変更でき、
絶対パスでも指定できるらしいが、相対パスで下位ディレクトリ指定すれば共有フォルダだけ共有することできるね。

設定は、
anonymous_enable=NO
local_enable=YES
write_enable=YES
dirmessage_enable=YES
connect_from_port_20=YES
chroot_local_user=YES
listen=YES
local_root=share
allow_writeable_chroot=YES
pasv_min_port=60000
pasv_max_port=60030
こんな感じ。
初期設定から変更する箇所もあったが、追加部分は下の4行だけ。
Sambaと違って簡単。

local_root=share
で、ユーザーのホームディレクトリの下のshareフォルダが共有フォルダとなる。

chroot_local_user=YES
しないとルートフォルダの変更ができない。
標準でコメントアウトされて無効になってた。

allow_writeable_chroot=YES
にしないと、書き込み可能なフォルダにルート変更するとエラーになる。

pasv_min_port=60000
pasv_max_port=60030
はPASVモードでクライアント側のポートは開けずにデータを転送するが、ファイアウォールを開けるのにPASVで利用するポート範囲限定する。