ジャンル不定の日記です。

QEMU試してみたんだが・・・

GPUパススルーを考えて仮想環境をVirtualboxからQEMUへの移行を考えて試してみたが、めんどすぎるんで諦めた。

virt-managerを使うとVirtualboxの.vdiからQEMU用の環境を作れるんだが、networkが有効になってないと仮想環境が作れない。

まずlibvirtdを起動するとdefaultのネットワークができるんだが、
sudo virsh net-start default
で開始しないと停止になってる。

sudo virsh net-autostart default
でlibvirtd起動時に自動で動作する。

ネットワークが有効になると仮想環境を作るのは簡単なんだが、チップセットが標準でi440FXみたいで他にQ35しか指定できない。
VirtualboxのPIIX3と違うんでWindows XPを起動するとブルースクリーンになる。
これを回避するには、起動する環境(Virtualbox)上で先にWindowsのレジストリに、

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\CriticalDeviceDatabase\pci#ven_8086&dev_7010
"ClassGUID"="{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}"
"Service"="intelide"

を追加しておかないとIDEが使えないんでハードディスクが読み込めない。
前にFUJITSUのPCからXP環境のディスクイメージを取り出してVirtualboxで起動しようとしたらブルースクリーンになったが同じ原因ぽい。

これで起動はするんだが、チップセットが変わっちゃうからWindowsのライセンス認証が外れる。
さすがに電話認証を再度やるのはめんどいし、完全別ハードで電話認証通るか疑わしい。

あとvirt-managerで作成済みのVMをGUIで編集はできないのか?
設定ファイルが/etc以下にパーミッション600で置かれるからユーザー権限で見ることすらできなくて編集しにくい。

Virtualboxの.vdiを複製せずに現物をvirt-managerで環境作ったが、VM削除する際にデフォルトでディスクイメージも削除するチェックが入ってるから間違えて電話認証でアクティベーションしたばっかの.vdi消しちゃって焦ったが、認証直後に別ドライブにバックアップしてたんで助かった。
あとQEMUで起動してライセンス認証が外れた状態の.vdiをVirtualboxで起動しても認証は復活しないんで、それもバックアップから戻した。