ジャンル不定の日記です。

液晶ディスプレイの修理

前にメイン機用のセカンドディスプレイが壊れてサブ機に使ってたディスプレイを回したため現在サブ機用にディスプレイが余ってないのだが、
前にも基板確認したが、修理できないかと再度カバー開けてみた。



壊れた液晶は 日立 PC-DT3172 って液晶なのだが、これすごく良い。
机の上に3ディスプレイ並べるのでワイドは困るのでスクエアの17インチにこだわってる。
PCは机の横で遠いので机上にUSBポートが多数欲しいからディスプレイにはUSBハブがついてて欲しい。
こんな条件満たしてくれる液晶。
年代物でUSBハブはv1.1だからUSBでデータ転送すると遅いけどね。
しかも耐久力があるようで、ほぼ年中無休24時間つけっぱ生活でiiyamaの液晶は2年で壊れるのだが、これは元々中古で買った上に5年くらい持った。
今生き残ってる液晶2台も同時期に買った同型機だが壊れてない。
新品市場はワイド主流だしUSBハブ搭載機は希少なので壊れたの復活させたい・・・




カバーの外し方は、スタンドがついてて膨らんでる部分の左右に切り込みが入ってるが、ここを押し込みながら後に引っ張るとスタンドのカバーだけ外れる。
そうするとカバーの裏にネジが4本。元々見えてる部分に周囲4箇所にネジがあるので計8本外す。
ネジ以外にもツメでくっついてて、下側の左右2箇所に側面からマイナスドライバーを突っ込める隙間が開いてるので、そこにマイナスドライバーを突っ込んで下側を外し、
ぐるっと一周こじ開ける。
ツメは弱いんで折れちゃう可能性高いが、ネジでも周囲4箇所固定されてるのでツメが折れても致命傷にはならない。


カバーを外すと金属カバーで覆われているが、こちらはコネクタのそばに2本ネジが付いてるのと、D-SubとDVIのコネクタのネジソケット計4本を外すとスライドさせて外せる。

 
基板は2枚に別れてて左の茶色ぽいのが電源基板で右の緑のが制御基板。
この液晶が壊れたのは、珍しく主電源落としたら以後電源が入らなくなった。
最初はヒューズを疑ったのだが、左基板に2個と右基板に1個ヒューズぽいのがあるのだが0Ω。
電源ボタンのところもテスター当てたがスイッチ機能してる感じで、フラットケーブルの先で測ってもスイッチ機能してる感じだったので断線も無さそう。
というわけで前は修理断念したのだが、今日はコンデンサもよく見てみた。
が、結局自分にはには異常があるようには見えなかった・・・


ついでに、もっと前に壊れた iiyama E1702S も開けてみた。
この液晶は同型機2個持ってるが2個とも2年ほどで壊れた。
症状は電源は入るが信号を受信しない。
というわけなので、こっちは制御基板付近のコンデンサ異常とおもってたのだが、以前見たときは異常個所発見できなくて諦めてた。


こっちのカバーの開け方は、スタンドのプラスチック部分にネジ2箇所と下から覗いた部分にも2個ついてるので外す。
スタンドの金具が見えるので最初から見えてるネジ2本と金具の隙間にある1本を外すとスタンドが完全に外れる。
カバー自体は下側両サイド2本のネジを外してマイナスドライバーでグリグリしてツメを外していく。
ツメの強度は結構あると思うが、上側はネジがないのでツメが折れるとまずいと思う。


こちらも金属カバーに覆われてるが、これ開け方難しい。
ネジは側面に4本がプラスチックのガワに隠れてるのでガワをずらして外す。
ではずれるのだが、カバーの方に基板が裏向きにくっついてる。
カバーに基板がくっついてるのでケーブルを外さないと完全に外せないが基板が裏向きなので外し方がわかりにくい。
ケーブル付いたままネジ外して基板外そうとしても狭くてやりにくい。
って感じ。


基板は制御基板と電源基板に分かれているが制御基板はこれ。
で、結局異常個所わからなかったのだが、
こっちの症状は電源は入るが信号異常なので電源基板には異常ないはず。
制御基板についてる電解コンデンサは、
25V 100uF x5
50V 10uF x2
の計7個しかないので、これ全部換えちゃえばよくね?
ってことに気づいた。


最初に開けた 日立 PC-DT3172 の方はどこに以上があるのかさっぱりだが、iiyama E1702Sの方は電解コンデンサの異常に決め打ちすれば対象部品が7個に限られるんで今度部品買って修理試してみ。


ということにしたのだが、元に戻してノートPCにアナログ接続したら、なんか映ったw
一旦映るがしばらくすると消える症状だったかも・・・