ジャンル不定の日記です。

ナンバープレートの寸法を測ってみた

原付の自賠責ステッカープレートを自作しようと思ってナンバープレートに定規を当てたら、明らかにステッカーを貼れるスペースがない件で図にしてみた。
原付1種のものだが、2種は色が違うだけで寸法は同じらしい。



外周の170x100はよそのサイトでもそうなってるので多分正確。
ボルト間隔は115mmのようなんだが、実際には長穴になっててプレートを左右にずらせるようになってる。115mmは長穴のセンターではなく若干内側に広く穴が空いてる。まあプレートを車体センターに付けたら115mmになるわけだから中心115mmの位置にボルトがつくと考えればいいか?
上端からボルト穴の中心位置は15mmらしい。
プレートの4隅がカットされて丸くなっているがR10らしい。

ここからは手元の計測だが、
外周の膨らみ部分は7mmくらい。

ナンバーの数字は左端から38mmくらいで膨らみ部分を除くと32mmくらい。
なので、数字にかぶらないように自賠責ステッカーを貼ろうと思ったら外周の膨らみ部分に被せないと貼れない。
なお自賠責ステッカーの寸法は35x35。
ナンバーの一桁目が1とかなら貼れるかもしれない。7が一番厳しい?

ナンバーの数字上端はプレート上端から44mmくらいで膨らみ部分を除くと37mmくらい。
なのでナンバーの数字上端より上に膨らみ部分に重ならないように貼ることは可能ではあるが、ボルト穴がある。
ボルト穴の下端からナンバーの数字上端までは26mmくらいなんで、数字より上でボルト穴に重ならないように貼るのは全然不可能。

自治体によって変わるだろうが、八王子の場合は自治体名の左端は外周から44mmくらいで膨らみ部分を除くと37mmくらい。


以上のことから、プレート上の文字、ボルト穴、外周の膨らみ、の全てに干渉せずに自賠責ステッカーを貼ることは不可能。
数字等プレート上の文字にかぶせてステッカーを貼るのはまずいだろうから、
  1. ナンバー1桁目の左側に、外周の膨らみ部分を含めて貼る。(ステッカーは曲がる)
  2. ナンバーより上で自治体名より左に貼ってボルトを貫通させる。(ステッカーには穴が空く)
のどちらかしかない。
普通ナンバープレートは装着された状態でステッカーを貼るだろうから、ナンバー1桁目の左側に貼るのが基本だろうね。
自治体名の左側に貼る方法はステッカーには穴が空くわけだが、自賠責ステッカーは貼らないと警察に止められる可能性が高まるが法的に必要なのはステッカーではなく証明書の携帯なのでステッカーに穴を空けてしまっても問題ないと思う。

というわけなんだが、
自賠責ステッカーをステッカープレートを使って貼る場合、
ナンバー1桁目の左側に貼る場合は外周の膨らみ部分に干渉しないように浮かせる必要がある。
市販のステッカープレートは浮かせた上でナンバープレート自体からはみ出すように装着するようなんで似たようなもんか?

ステッカープレートを自作している人で、ステッカープレート裏側がボルトになるような立体構造にしてプレートの文字やボルトに干渉しないようにしてる人もいるが、
ステッカープレートの制作難易度が高くなるし、結局浮かせるわけだからダサいような気がする。

浮かせないで貼りたいかなあ思うんで、ナンバー1桁目より上にボルトを貫通させる感じで貼るプレートを自作しようかなと思う。
左上のR部分にちょっと干渉する気がするが、ステッカーに穴あけるんだから左上ちょっと削っちゃえばいいよね。
自賠責ステッカーの年のあたりがボルトで隠れちゃうと思うが平気だよね・・・


[追記]
さっそく作ってみた。


が、本当に自賠責ステッカーの真上からボルト通しちゃっていいのか?
と思い調べてみたが、
自動車損害賠償保障法 第九条の二 にステッカーは表示しないといけないことが規定されてた。
法的には証明書の携帯だけでとか嘘じゃん・・・
穴を空けていいかの明確な記載は無いが、ステッカーが損傷したり識別困難になった場合は保険屋に再交付を求めることができると記載がある。
損傷した状態で乗っちゃだめってことだよね。

捕まるかどうかは警察の解釈次第と思うが、捕まった場合アウトな気がするんで、これは使うのやめてもう一個作った。


結局市販品と似た形状になったが、四角い部分がステッカーとピッタリにしたんで、
ナンバープレートから左にはみ出すんじゃなくて直貼りと同じように下方向の隙間部分に表示する感じ。
ただ、先に記載したように隙間の寸法よりもステッカーの寸法のほうが大きいのでワッシャーで浮かせて外枠の膨らみ部分にかぶせる。
ボルト穴部分は四角じゃなくて丸にしようと思ったがめんどいしいいや。

早朝に加工したこともあるんで穴あけも含めて全部手作業でやった。
  1. 図面作ってアルミ板(手元にあった1.5mm厚の端材)にセロテープで貼り付け。
  2. センターポンチで穴位置を叩く。
  3. ピンバイスで1mm穴を空けて4mmまで拡張。
  4. 4mmより太いビットはピンバイスに入らなかったんでタップハンドルにつけて5.5mmまで拡張。
  5. 6mmビットはタップハンドルにも入らなかったんで、手で握って回したら行けた。
  6. 切断部分に金属定規を当ててセロテープで固定。
  7. 金属定規に沿ってカッターで軽く削る。
  8. 金属定規を抑えながら前後に揺すって最終的に折る。
  9. ヤスリで削る。
って感じ。
ただ、L字型の2号プレートの方はL字部分の切断はカッターじゃ無理っぽくて、
切ろうとしながら試行錯誤した結果、外側から近い位置にピンバイスで1mm穴を空けてニッパーで穴まで折る感じでいけた。